皆さん今日もお疲れ様です。
さて、英語学習の中で日本人が最もつまずき易いのが「リスニング(聞き取り)」なんです。
なぜでしょう?
その理由はいたって単純で、日本語には無い音が英語には多く有るからなんです。
日本語には無い音を日本人が耳にすると、それは脳の中では雑音と認識されてしまうので、慣れないと聞き取りづらいんです。
故に、英語を勉強しているけれどリスニング力だけがどうしても伸び悩んでいるという人が多いんです。
そこで今回は、リスニング力が伸びない原因とリスニング力をつける効果的な3つの学習法についてご紹介しようと思います。
■もくじ
1.英語のリスニング力能力を伸ばすコツ【必見!】
1.1英語の聞き流しはイマイチ効率が良くない
2.英語のリスニング能力を伸ばす効果的練習法3選
2-1.英語のリエゾン(つながった音)を覚える①
2-2.英語初級者は深く狭く学ぶこと②
2-3.洋画洋楽海外ドラマを字幕無しで挑戦!③
ちなみにこの記事を書いている僕は、英語偏差値38からTOEIC980点、英検1級まで下克上を遂げたロスジェネ世代(棄民世代)のおっちゃんです。
英語学習につまづいて歯がゆい思いをしている皆さんにとことん寄り添います!
1.英語のリスニング力能力を伸ばすコツ【必見!】
けっこう長く英語を勉強しているのに、どうしてもリスニング力だけが身につかない、伸びないと悩む日本人は多いんです。
これはさきほど述べたように、英語には日本語には無い音がたくさん有るという大きな理由が存在するからです。
そしてこの日本語には無い音を聞き取れない原因とは詰まるところ、「英単語力が不足しているから」ということに繋がるんです。
そもそも自分の知らない英単語は当然発音することがませんし、聞き取ることもできないものです。
そこでまず第一に、英単語力をつけて自分でも正しい発音ができるようになるということが大切なのです。
それぞれの英単語がどのような「音」なのか、それをしっかり頭の中に叩き込んでいきましょう。
1.1英語の聞き流しはイマイチ効率が良くない
英語のニュースを聞き流したり、洋楽をただ聞いたり、洋画や海外ドラマをただ観るだけ、このようなリスニングの練習法を行ってきた方も多いと思います。
しかし、正直それだけではなかなか成果が上がらないという人が多いのではないでしょうか?
これらの英語の聞き流しは、リスニングの練習としてやっても無駄なことはないのは確かです。
全く聞かないよりは、毎日英語を聞いたほうが良いですし、その方が英語の持つ音やそのリズムに慣れることも出来ます。
たとえ内容を理解できなかったとしても、聞き流すことは全くの無駄ではないことは確かなんです。
しかし、聞き流しの場合の大きな落とし穴が有るんです。
それは、聞き流しているつもりでも内容を深追いし過ぎてしまって、単語や熟語の意味に集中し過ぎて肝心な英語の音声に集中していない状態になってしまうということなんです。
2.英語のリスニング能力を伸ばす効果的練習法3選
それでは、英語のリスニング能力をしっかりと伸ばすための効果的な練習法とはどういうものなのでしょうか?
これは以前こちらでご紹介したモノマネ(シャドーイング)をより効果的に行うためにもぜひ実践していただければと思います。
2-1.英語のリエゾン(つながった音)を覚える①
やはりまずは日本語では存在しない、英語独特の音声に集中してリスニングをすることが大切です。
英語は、単語と単語がつながって表記とは違う発音になることが多いんです。
ですので、この英語のリエゾン(つながった音)を覚えることが重要です。
これは日本語に例えると、「ありがとうございます」を「あざっす!」と略す場合などに似ています。
ただしこれは正式な日本語ではなく、あくまで芸人などが流行らせている俗語ですけどね。
英語の場合の例としては日本人にもよく知られている「Check it out.(ちょっと見てみて)」が「チェケラッ」というふうに発音するものが有ります。
このような英語独特の音のリエゾン(つながった音)、つまり英語の発音の基本ルールを少しずつ発音練習をして覚えていきましょう。
2-2.英語初級者は深く狭く学ぶこと②
もしあなたが英語学習の初級者であれば、最初からいきなりBBCやFOX NEWSなどの英語ニュースを聞き取ろうとしても理解不能です。
理解不能な英語はあなたにとっては単なる雑音になってしまうので意味が無いんです・・。
しかもニュースと言えば時事用語も多く難易度も高いので、それがわからない現実と向き合うと変に自分の英語力の無さに絶望してしまいます。
絶望なんてする必要が無いのに絶望して英語学習のモチベーションがダウンしても意味が無いですからね。
ここはまず、短い英文を繰り返しきちんと完璧に発音して聞き取れるようにすることが正しい英語リスニングの学習法なんです。
洋画や洋楽などの英語字幕や英語歌詞で最初に聞き取れなかった単語やフレーズは後から確認し、その後何度も聞き直してモノマネと聞き取りの練習を繰り返しましょう。
ちなみに、こちらの「U-NEXT 」や「Huluおすすめラインナップ」なら、英語の字幕表示も出すことが出来るので英語学習には最高なんです!
今ならキャンペーン中なので格安で利用することができるのでおススメですよ!
ぜひ自分の興味のある分野の洋画や洋ドラマを視聴してみましょう!
2-3.洋画洋楽海外ドラマを字幕無しで挑戦!③
そこそこの英語リスニングの力がついてきた中級レベルの方は、こちらの「U-NEXT」や「Huluおすすめラインナップ」で洋画や洋楽、海外ドラマを視聴することで英語のリスニングの勉強をしている人も多いと思います。
その際に、最初は英語の字幕を表示しながら繰り返し視聴することが効率的です。
そして、僕がおすすめしたいのは、何回か視聴したら字幕を表示しないで視聴するという方法なんです。
いつまでたってもずっと字幕を目で追っていては英語のリスニング能力は上達しません。なぜなら、字幕を見ながら聞いてしまうと目に意識が集中してしまい、耳から入ってくる英語の音声に100%集中出来ないんです。
確認のために途中でちらっと英語字幕を表示する程度ならまだいいですが、いつまでも最初からずっと英語字幕ばかりを目で読んでいては英語の音声を完全に理解できないので注意しましょう。
ちなみにこの海外ドラマなどを視聴する学習法の場合、気に入った作品や回を最初の2回くらいは英語字幕有で、その後は無しで4-5回繰り返し観るのがおすすめです。
気に入ったセリフを聞き取って書き出し、その後自分で声に出してモノマネ(シャドーイング)すると驚くほど身に付きますよ!
■まとめ
このように、英語で「リスニング力をつける」ということは、「相手の話している英語の音声が聞き取れて、その内容も理解できて、自分も同じことが話せる」ということなんです。
やはり英語とは言語のひとつであって、言語とは人間のコミュニケーション道具のひとつということですよね。
ぜひともこの方法で自分の英語リスニング能力を磨いて、自分の英語力に自信を付けていきましょう!