皆さん今日もお疲れ様です。
さて、今日は英会話で使えるフレーズ【愛のささやき編】ということでお送りします。
皆さんの欧米人の恋愛イメージはおそらく、人の目なんて気にしないでこれでもかという位にイチャ付いて「I LOVE YOU.」と連発しているというものでしょう?
そのイメージは半分当たっています!
半分当たっていないというのは、I LOVE YOUというフレーズについてなんです。
この、I LOVE YOU.というフレーズ、日本人にとっては日常のありきたりの英語に聞こえますが、実は欧米人にとっては物凄く重いフレーズで、安易に口にすることが憚られる言葉なんです。
例えるなら、日本人の中高生が勇気を振り絞って、「先輩好きです!付き合ってください!」って言うようなものなんです。
このLOVEという言葉、英語ではキリスト教の教義の根底である「愛」という非常に崇高な意味合いも持っているので、恐らくそれで軽々しく口に出来ないのかと思われます。
そんなわけで、欧米人はこのI LOVE YOU.を直接口に出さずに、色々な言葉の変化球で好きという気持ちを表現するんです。
英語で婉曲表現が有るとは目から鱗じゃないですか?
欧米人、特にアメリカ人と言えば単刀直入、ド直球170キロというイメージですが、このI LOVE YOU.に関してだけはある意味日本人的なんです(笑)
今日はそんな珍しい英語の側面を楽しんでいただけたらと思います。
■もくじ
1.英会話で使えるフレーズ【愛のささやき編】
- I have feelings for you.
- I really like you.
- I have a crush on you.
- I find you very attractive.
- I think I’ve fallen for you.
- I think of you as more than a friend.
- I want to spend more time with you.
- I like spending time with you.
- I really care about you.
- You are the girl for me.
2.男の下心が見え見えの英会話フレーズ
- Can I ask you out?
- I wanna take you out sometimes.
- Do you have a girlfriend/boyfriend ?
- Are you seeing anyone right now?
■まとめ
ちなみに、この記事を書いている僕は英語偏差値38から下克上を遂げてTOEIC980点、英検1級、これまで数多く外国人とのビジネスや交流を手掛けてきたロスジェネ世代のオヤジです。
今日ご紹介するフレーズ、何なら暗記してしまったほうが英語も恋愛も一層楽しくなりますよ!
1.英会話で使えるフレーズ【愛のささやき編】
それではまず英会話で使えるフレーズ【愛のささやき編】からお送りしましょう。
代表的な10個のフレーズをご紹介します。
アメリカ人やイギリス人やオーストラリア人の物凄い大柄な男が必死に話していることを想像しながら口にしてみてください(笑)
きっとその気持ちがわかると思いますよ!
1. I have feelings for you.
「僕は君に特別な感情があるんだよ。」
日本人的にはこれでもかなりストレートですよね(笑)
ちなみに、feelingsをa special feelingに置き換えても良いのですが、露骨にspecialというのもなかなか言えないものですよね。
やはりfeelingsだけの方が多少オブラートに包んでいる感じはします。
2. I really like you.
「俺おまえのことホント好きなんだけど。」
loveではなくlikeを使っても好きなことは伝わります。
ただ、likeは恋愛感情の無い好きという意味なので、言い方によっては日本語で言うところの「君イイネ~!」位にしか聞こえない可能性もあります。
本当に愛の告白としてこのフレーズを言うなら、真剣な表情で、いい感じの雰囲気で使う必要がありますね。
3. I have a crush on you.
「(君に)惚れたわ。」
このフレーズは、片思いしているという意味です。
つまり、相手が自分の気持ちに気づいていないことを前提に使うフレーズなので、いきなりの告白や、恋の始まりのような時に使います。
恋愛対象の人が居ない場で、友達とその人の話をする時などによく使います。
人気アイドルや俳優のファンなんかもよく使いますね。
4.I find you very attractive.
「君ってすごく魅力的だよね。」
このattractiveという言葉は、異性として魅力的という意味なので、同性の相手を褒めるときに使うと同性愛者であると思われます。
もしあなたが同性愛ではない同性の人にこのフレーズを言うと、あなたが同性愛者であることをカミングアウトしたのと同じことになります。
したがって、それを言われた異性愛者の人に思いっきり拒絶されてしまうので要注意ですよ!
5.I think I’ve fallen for you.
「君に恋しちゃったかも。」
これは一定期間を経て、自分の中で友達から恋愛対象になったような段階で使うフレーズですね。
「fall」とは落ちるという意味なので、騙されて落とし穴(罠)に落ちてしまったというニュアンスです。
6.I think of you as more than a friend.
「君のこと友達以上だと思ってる。」
このフレーズは同性の友達にも、「家族同然だよ」という意味で使えるのですが、念のため同性愛者と勘違いされないように、You are like my family. と付け加えたほうがいいですね(笑)
think of A as B で、「 AのことをBとみなす」という熟語なんです。
7.I want to spend more time with you.
「あなたともっと一緒に居たい。」
これは女性から言われたらキューンとしてしまいますよねー!
しかし、これは告白よりもかなり前段階のフレーズです。
つまり、あなたのことを何となくいいなあと思い始めて、もっとあなたのことを色々知りたいという段階のフレーズなので、それを聞いていきなりガッつかないように気を付けましょう。
8.I like spending time with you.
「君と一緒にいると楽しい。」
これもそこはかとなく良い言葉ですよねえ。
この詫び寂び感が日本人には良く馴染むところです。
全く興味の無い人からこのフレーズを言われてもかなりポイント高いですよこれは。
9. I really care about you.
「君のことが本当に気になるんだ。」
これも遠回しな告白なんですが、もしその気が無い人から言われると単なる良い人なのかなとも思いますね。
caringって「心配してる」という意味もあるので、もし自分が風邪を引いている時なんかに言われたら単に体調を心配してくれてるだけなのかと思いますよね。
10.You are the girl for me.
「おまえは俺の女だ。」
これはもう露骨なフレーズですね。
girlをmanに置き換えれは、異性愛者の女性が意中の男性に使うこともできます。
the girlのtheがあることで、唯一無二の特別な女(男)という強いニュアンスになります。theとは、「これこそが」という限定的な特別感を出す定冠詞ですからね。
2.男の下心が見え見えの英会話フレーズ
男性側がその女性にメロメロの場合、その男性の口にするフレーズから男性の下心が見え見えの場合も有るんです。
日本語の忖度の100倍くらい露骨だけれども、察してくれという誘い方や尋ね方についてここではご紹介しましょう!
1. Can I ask you out?
「デートしない?」
この「ask~ out」でデートするという意味になるんです。
かなりド直球な言い方ですよね!
そんなフレーズをいきなり言っても「NO!」とピッチャー返しを喰らうこともあるので、よほど自信がある場合だけに使いましょう。
2. I wanna take you out sometimes.
「いつか君をデートに連れ出したいな。」
このtake~ outで連れ出すという意味なんです。
このあとに女性から「When?(いつ?)」なんて聞き返してくれたしめたものです。
早速予定を詰めてアポイントを取ってしまいましょう!
ちなみにランチに誘いたいなら、Can I take you out to a lunch?と尋ねれば良いですよ。
3. Do you have a girlfriend/boyfriend?
「彼氏(彼女)いるの?」
もうこれはド直球な質問ですよね。
また最近ではセクハラとも捉えられてしまうので気を付けてくださいね。
少し遠回しに、そのグループや集まりに彼氏や彼女が居るなら連れてきなよという意味で、「If you have a girlfriend/boyfriend, you can bring him/her here.」という言い回しも可能ですね。
4.Are you seeing anyone right now?
「今誰かと付き合ってる?」
be seeingで付き合っているという意味があるんです。
seeと言えば見るという意味ですが、seeingで付き合うという意味にもなるんですね。
これは結構使われる表現なのでぜひ覚えておいてください。
「俺たち付き合ってるんだ」
というフレーズは、
「We are seeing each other.」
となります。
っていう言い方になります。
■まとめ
日本人的には遠回しな表現こそ愛のささやきという意識が有りますよね。
一方欧米人にはそのような意識は基本的には無く、直球で攻めてなんぼという考え方が一般的です。
しかし、loveという単語だけに関しては宗教的な背景も根底にあるようでなかなか口に出来ない人が多いです。
その点については、違う英語の言い回しを用いて自分の気持ちを表現するのが欧米流なんですね。
日本人にとっては、それでもまだ直球に見えますが(笑)
このように英語独特の言い回しは数多く有りますし、何と言ってもその文化的な背景や民族性がにじみ出ていてとても面白いと思いませんか?
僕なんかその場面を想像するだけで笑いが止まらなくなることがありますよ!
そんな英会話フレーズですが、こちらのスタディサプリ ENGLISH まずは無料体験!でたくさん学ぶことができますよ!
ぜひ通勤通学時に笑いながら眺めてみてください!