皆さん今日もお疲れ様です。
さて、先日の東大入学式での上野千鶴子先生の祝辞は話題になりましたよね。
この世は報われないこと、不公平なことの方が多いということをはっきりと仰いました。
よくぞこの世の真実を、しかもこれまで順風満帆な東大の新入生に言ってくれました❗
心から拍手を送りたいと思います。
もしあなたがまだ学生であったり、比較的若い世代の方なら、受験・入試とは公正な採点のもとに一点を争う熾烈な競争であり、しいては民主主義こそ公正公平を前提とした自由競争社会であると信じて疑わないことでしょう。
しかし、現実は正反対なのです。
東京医大の女性や多浪生差別など氷山の一角で、世の中は理不尽さと不公平さで成り立っているといっても過言ではないのです。
こんなことを言うとこれから未来に向けて羽ばたく若人たちをがっかりさせてしまうかもしれません。
けれどもこの世の現実の姿を早い段階で知っておくことで、あなたがこの先なるべく不利益を被らないようにしっかりと対策をすることができるんです。
ちなみに、大学入試の世界では、僕が思うに今のところ全体の90%は公平に執り行われていると思います。
ですので、今の段階では決して真面目に受験勉強をするのが損なことでは無いので、その点については誤解無きようお願いします。
■もくじ
1.【真実】世の中の不公平さと理不尽さ
1-1.僕が垣間見た中学時代の不公平と理不尽
1-2.高校時代に不公平さを逆手に取った話
2.不公平に満ちた世の中をどう生きるべきか
2-1.受験には真摯に立ち向かうべし
2-2.【本格始動】就職活動から始まる世の理不尽
■まとめ
ちなみにこの記事を書いている僕は、中学時代を親の転勤で理不尽にも地方で過ごすこととなりあえなく高校受験を失敗。その後大学受験では英語偏差値38から奇跡的な下克上を遂げて現役で難関大学数校に合格したロスジェネ世代(棄民世代)のおやじです。今ではTOEIC980点、英検1級にまで到達することができました。
そんな僕のこの世の真実についての考察、ぜひご参考にしてみてください。
1.【真実】世の中の不公平さと理不尽さ
親や幼稚園・学校の先生に何て教わりましたか?
「嘘はつくな!正直でありなさい!」
こう教わりましたよね?
それでもあなたが嘘をついたり人を騙したりすると、親や先生に叱られましたよね?
偉くなくとも正しく生きよと教育されてきた人が大半かと思います。
それなのにどうして世の中は不公平さと理不尽さにまみれているんでしょう?
政治家や官僚や大会社のお偉いさんによる汚職やら収賄などが後を絶ちませんよね?
東大を始め名だたる大学を出たエリートと呼ばれる層の犯罪がどうして無くならないのでしょう?
1-1.僕が垣間見た中学時代の不公平と理不尽
以前こちらでも書いたように、僕は親の転勤のせいで中学時代を高松で過ごさざるを得ませんでした。
その時に体験した教師による「よそ者」への差別的な対応もそうなのですが、その他にも不公平さと理不尽さがまん延していました。
例えば、学級委員長や生徒会役員を決める際にはどこの学校でも表面上は選挙で選ばれますよね?
しかし、僕の居た中学では立候補者を決める段階で教師による凄まじい介入が有ったのです。
何回か学級委員長や生徒会役員にやんちゃな奴らが立候補しようとしたことが有ったんです。しかし、その都度何故か担任ではない生徒指導や体育のチンピラ風体の教師が教室に介入してきてそいつらの立候補を力ずくで阻止していたんです。
「テメエのケツも拭けん奴が立候補するな!しばくどオンドレ!」
とそいつらの胸倉を掴んで恫喝していたのです。
まさにチンピラそのものです。
そして、大人しくて素直で成績優秀な奴がその場で名指しされて立候補させられるのです。で、見事に当選してそのチンピラ教師共は満面の笑みを浮かべるとういパターンばかりでした。
この光景が公平かつ公正と言えますか?
真逆ですよね?
不公平かつ理不尽な世界、それは既に中学時代から始まっていたんです。
1-2.高校時代に不公平さを逆手に取った話
そんな光景を目の当たりにして僕は教師が如何に自分にとって都合の良い生徒のことが好きなのかということが解りました。
なので、高校に入ってからは教師を絶対に味方に付けようと思っていたのです。
もちろん僕の入った高校の先生はそんなチンピラはいませんでしたが、やはり先生や学校にとって都合の良い生徒は大事にされるわけです。
その点を上手く逆手に取って、更に僕は中学受験を理不尽な理由で失敗したことのリベンジを果たす気満々だったので、高校では先生を思いっきり味方につけました。
そうしたら案の定手厚いサポートが受けられましたし、勉強をしない生徒の分の学費を実質僕の方に回してくれているかのような金銭的な援助も色々と受けることができたんです!
もちろん僕も真剣でしたし先生たちも真剣だったので、お互いに私利私欲のためだけに行動したというわけではありません。しかし、勉強をしない、あまりできない生徒からしたらこの光景は理不尽で不公平に映ったかもしれません。
2.不公平に満ちた世の中をどう生きるべきか
このように、不公平さや理不尽さに満ちた世の中をどうやって生きるべきなのでしょうか?
このことを、未だ社会に出る前の学生や社会に出たばかりの若人に伝えることは正直躊躇したのですが、やはりここはひとつ是非とも現実を早めに知ってもらいたいと思って書くことにしました。
2-1.受験には真摯に立ち向かうべし
まず受験に関してです。
東京医大での不公平かつ差別的な入試の事件がありましたが、あのような入試における瑕疵は現時点では全体の10パーセント位かと思われます。
ですので、現時点で学生さんは受験というものに対しては基本的に真摯に立ち向かうべきと考えます。
特に一般入試は1点を争う公平かつ公正な試験の場合が殆どなので、日々の受験勉強をコツコツと要領よく進めてください。
ちなみに推薦やAO入試狙いの人は、それこそ学校の教師との人間関係に大きく左右されるので、極力「おりこうさん」で居た方が良いですよ。
逆に教師に嫌われているのに推薦やAOで出願するのはある意味自殺行為なので気を付けてください。調査書等に有ること無いこと散々書かれるのが目に見えています。
2-2.【本格始動】就職活動から始まる世の理不尽
そしてここからが本番です。
就職活動、そこから世の中の理不尽さや不公平さは一気に拡大します。
まず就活など最初から出身大学で「学歴フィルター」がかかりますよね?
いくら成績が優秀でも2流・3流大学出身なら容赦なくその時点で落とされます。更に、1流大学であっても体育会が優先されたり、○○学部や○○学部の○○ゼミが優先されたり、公平やつ公正さからは程遠い世界がそこには広がっているのです。
それは就職してからもさらに続きます。○○大学○○学部出身者が固まっていたり、△△部長派でないといくら優秀でもド田舎に左遷されたり、明らかに自分より無能な人間の方が高給だったり等、数々の子供じみた嫌がらせを受けることなんてしょっちゅうですからね。
それと真っ向から戦って裁判を起こしたとしても、裁判費用と精神的苦痛を受けるだけで勝訴しても結局賠償金数百万程度、裁判費用と相殺するとマイナスという負け試合でCase Closeされてしまうことが殆どです。
むしろ会社との戦いに疲れ果てて自らの命を絶ってしまうなんてことのほうが多いのが現実の世界なんです。
ですので、社会に出る前の学生さんや社会に出たばかりの若人たちは、このような理不尽と不公平さで世の中は回っているんだということをしっかりと認識しておいてほしいのです。
そして、そのことを受け入れながらもそれでも自分がやりたいことや就きたい職業があるのであれば、そのような環境を逆に上手く利用することを考えたほうが現実的なんです。
もしそのような現実に迎合することを潔しとせず、自分の正義を貫き通す場合には組織に所属するということは選択肢から外した方が良いと思います。
例えば弁護士などの士業に就いたり、自分で会社やNPO法人を立ち上げるなど個人事業主の方が納得のいく人生を送ることができるでしょう。
あまりに疲れてしまったら、その時はハーブ由来サプリで前向きに明るく気分転換!するのもおススメです!
自分にとって有益なものを上手く取り入れていきましょう!
■まとめ
世の中の理不尽さと不公平さ、それは既に学生時代から身の回りで始まっていたんです。
僕の中学での体験もそうですし、あなたの周囲でも思い出してみると色々と似たような事例があったことかと思います。
とはいえ現時点では受験というイベントについてはその9割位は公正公平な採点を前提とした試験が執り行われているように見受けられます。ですので、受験生の皆さんは基本的には真摯に受験勉強に取り組んでください。ただし推薦やAO狙いの場合はそれこそ高校の先生との人間関係によって大幅に左右されるので要注意ですよ。
不公平で理不尽な世の中を本格的に感じ始めるのは就職活動からでしょう。
大学名や学部名やゼミ名など、理不尽な理由での選別が当たり前のように行われます。さらに就職後には人の好き嫌いで人事は決まります。さらに「ひとごと」と書いて人事(じんじ)と呼びますので、そのような理不尽な仕組みを前提としてうまく活用することを念頭に置くのか、それともそのような現実は潔しとせず、あくまで一個人の信念を貫くのか、その点を今のうちから考えておいた方があなたのより良い人生につながると思いますよ。
最後にこれだけ僕個人の意見として付け加えておきますと、「それでも天はあなたのことを見ているよ」ということです。